クリスマスのデコレーション、何しようかな?おしゃれに クリスマスツリー の飾りたいな、そんな悩みを手助けするためのアメリカ流クリスマスコーディネートを紹介していきます。
どの種類・高さの クリスマスツリー を選ぶべき?
ランプの選び方は?オーナメントってどんな意味がある?
クリスマスにまつわる素敵な知識をおさえて、クリスマスをより楽しく過ごせますように🎄
クリスマスツリー を飾る意味
これは2021年のシアトルダウンタウンに飾られた巨大な クリスマスツリー
ちなみに、冬のワシントン州は雪景色も楽しめるし、イルミネーションもきれいなので、アメリカのクリスマスを体験するにはとてもおすすめですよ:)
アメリカでは家族と過ごし、盛大にお祝いするクリスマス。
街中にも現れる クリスマスツリー ですが、そもそもなぜ飾るのでしょう?
クリスマスの起源
起源としては、15世紀ルネサンス期のドイツからと始まったと言われています。
ドイツのクリスマスマーケットはとても有名ですよね。
当時は、常緑樹の枝にパンや焼き菓子、フルーツなどを飾って冬を楽しんでいたと言われています。
そこにロウソクに火を灯してキラキラと光る光景が美しいとなり、アメリカ・ヨーロッパへと世界的に広まり、のちに電球が登場し、現在の クリスマスツリー の形へなっていきました。
そして、そこにキリスト教の教えが加わって布教され、 「知恵の樹」「永遠の象徴」としてイエス・キリストの降誕祭であるクリスマスにツリーを飾ってお祝いをするという文化が世に定着したとされています。
クリスマスツリーの高さはどう選ぶ?
さて、いざ クリスマスツリー を買おうとなった時、まず悩むサイズ感。
ちなみにこの写真は8月下旬に売り始めていたアメリカのコストコの巨大ツリー!
これはなんと、高さ4mもあるコストコならではのBIGサイズでした。
実際には、 家に飾る用の大きさで人気があるのは、アメリカでは7〜9フィート(=2.1m〜2.7m)前後。
こちらは、アメリカのWalmartで売られている クリスマスツリー の売り場の写真です。
手前のミニサイズ以外は6.5〜7フィート以上でどれも2mサイズ級。
そんな存在感のある大きな クリスマスツリー を飾りたい場合は、ここのショップのものが優秀です。
北欧に輸出している有名メーカーという安心感と、ボリュームたっぷりの葉が高評価◎
一方で、日本でデコレーションしやすい定番の高さは150CMと言われているので、そちらもおすすめ。
クリスマスツリー 高さとランプの関係性
続いて、 クリスマスツリー の高さを決めたらキラキラ光らせるためのライトが気になってきますね。
いざライトを買おうとすると、球数が山ほどあり、どれくらいが必要なのか難しいところがあります。
そんな方は、以下の表を参考にランプを選ぶのがおすすめですよ。
ツリーの高さ | 150cm/5ft | 180cm/6ft | 210cm~/7ft~ |
電球数 | 100~150 | 150~200 | 300〜 |
そして、コードの色はご自身の クリスマスツリー の色に合わせるのが必須。
このように、根元が緑のものと白のものが売られていることが多いです。
ちなみに、クリスマスツリー に飾るライトは温かみのある電球色に近い方が相性がいいので、こちらをおすすめします。
マルチカラーもアメリカでは大人気。しっとり派より、ポップに楽しみたい方にはおすすめです。
クリスマスツリー オーナメントの意味
恋人や家族と クリスマスツリー を飾る工程はとてもワクワク楽しい時間ですよね。
オーナメントに込められた想いを知ると、より楽しくなると思うので、どのオーナメントを飾るかぜひアイデアの足しにしてみてください。
抑えておきたい基本のクリスマスカラー
クリスマスの装飾カラーは『赤・緑・白』の3色がベースとなるのが基本だよ!
赤は、十字架にかけられたイエス・キリストがすべての罪を背負って流した血からきていて、神の寛大な愛の象徴。
緑は、寒い冬でも1年中緑を保ち、葉が落ちないことから、永遠の命や力強い生命力を感じさせる木々としてとても大切にされていた常緑樹からきていて、古代から続く永遠の象徴。
そして白は、降り積もった雪の純白さからきていて、キリストの「罪や汚れのない子羊のような方」からくる無垢・純潔という意味が込められています。
このように、クリスマスの飾り付け・デコレーションをする際に、色が持つ意味も覚えておくと、どのカラーの小物を飾ろうかな?とアイデアの足しにもなって、より親しみが湧くと思います。
クリスマスツリー に飾る星
トップスターと呼ばれているクリスマスツリー のてっぺんにある星。
これは、イエス・キリストが生まれた時に、ベツレヘムという土地の空に輝いていた星のことを指しており、キリストの誕生を東方の三博士に知らせたことで、「希望の星」として大切にされているもの。
こういった歴史から、 ツリーの頂点に星を飾ることでイエス・キリストの誕生を象徴して祝福しているわけですね。
こちらはアメリカで売られているトップスターの一部。形もデザインも種類が豊富!
天井を照らしてくれる光るトップスターが特に人気です♪
そこで、ザ・アメリカのクリスマスデコレーションを求めるなら、大きめのトップスターがピッタリ!
アメリカでも人気の「光るトップスター」、この商品は 天井を雪の結晶で照らしてくれるライト付きなので、ムーディで可愛い雰囲気演出にもおすすめです。
人気のおしゃれ系のトップスターを狙うならこれ!
ベツへレム:イエス・キリストが生まれたユダヤの土地名
東方の三博士:イエス・キリストの誕生を一番初めに祝福したと言われている3人の占星術師たち
オーナメントの定番 ボール
クリスマスツリー の飾りといえば、カラフルなボールたち。
これは、アダムとイブが口にしてしまった善悪の知恵の樹の実であるりんごを象徴しています。
禁断の果実とされていたのに、口にしてしまった罰から、女性には「子供を産む苦しみ」、男性には「命が尽きるまで汗を流して働き食を得ないとならない」という罰が与えられたという有名なお話がありますね。
そこから、りんごを象徴した赤いボールに「幸福・豊かな実り」の願いを込めてツリーに飾られるようになりました。
これは、アメリカのWalmartのオーナメントコーナーの一部。ものすごい量と種類が並んでいます。
基本カラーもおさえたら、どのカラーをメインに飾り付けしていくか決めて、まずはベースになるオーナメントのセットを一つ購入するのが統一感も出ておすすめですよ。
ちなみにクリスマスで使われるゴールドは、高貴さ・希望などの意味が込められてるよ!
こだわりあるデザインで飾り付けしたい方にはこれが可愛い♪
トップスターも一式揃うアメリカからの輸入品もありました!
統一感のあるデコレーションを簡単にできるセットはかなりおすすめです♪
ツリーにもリースにも飾るベル
クリスマスの飾り付けによく見かけるベル。
これは、 イエス・キリストの誕生を人々に知らせたものがベルだったことから、キリスト教では喜びの象徴となっています。
なので、イエス・キリストの降誕を祝うクリスマスには必須のオーナメントとなっているわけですね。
どの大きさの クリスマスツリー にもちょうどいい大きさのベルがこちら
大きめの クリスマスツリー を飾る方は、存在感のあるこんなアレンジも可愛い♪
クリスマスツリー を飾る期間
アメリカでは クリスマスツリーを1月でも見かけることが一般的です。
これは、キリスト教の教えに基づいていて、 12月25日の4週前の日曜日から12月24日までを待降節と呼ばれる準備期間。
次に、 12月25日のクリスマスから12日間を降誕節というクリスマスを祝う期間。
そして、 1月6日の公現祭に クリスマスツリー を片付ける、という文化があるため、年を越しても クリスマスツリー を見かけることが多いんですね。
待降節のカウントダウン アドベントカレンダー
上記のように、クリスマスを迎えるまでの準備期間とされる「待降節」は「Advent」と言われ、
ここから有名なクリスマスのカウントダウンのカレンダー「アドベントカレンダー」が生まれました。
2022年のAdvent Day、準備開始日は11月27日となります。
ちなみに、毎年開始日は変わってしまうので、12月1日からカウントダウンをするカレンダーとして定着したようです。
アメリカ Walmart から輸入している本場のアドベントカレンダーがとても可愛い♪
アメリカで大人気のデザイナーズブランド『RIFLE PAPRE』のアドベントカレンダー💐
まとめ
クリスマスツリー に込められた意味や楽しみ方を知ると、今までと違った見え方でよりクリスマスが素敵なイベントになるのでは、と希望を込めてこのまとめを書きました。
アメリカで迎えるクリスマス、これからも引き続き、現地の情報をアップしていきたいと思います。
ひとりでも多くの方が、幸福・希望・純白な願いを込めて素敵なクリスマスを迎えられますように。
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