国際結婚

CR1ビザ タイムライン vol.1【ビザの種類編】

アメリカ渡米までの大きな道のり、CR1ビザ タイムライン(申請から取得まで)の記録をまとめていきます。

アメリカに移住することになった国際恋愛をしている方の参考になれば嬉しいです。

今回はVol1として、第1ステップのビザの種類編です。

どのビザが必要?移民ビザ/非移民ビザ

国際カップルに訪れる「アメリカ人のパートナーと婚約をした」「パートナーとアメリカで暮らしたい」という会話。

何ビザを取得すればアメリカに渡れるのか簡潔にお伝えします。

ビザには大きく2つのジャンルがあり、アメリカに住むのに移民として?非移民として?で分かれていますが、

結論からお伝えすると、国際カップルに関係してくるのは「移民ビザ」が多いかと思います。

◆そもそもビザって何?

海外に行こうとすると、ビザという言葉を必ず聞くと思いますが、ところでビザって何?という疑問にぶつかる方もいるかもしれません。

ビザは、海外に行く(旅行でも移住でも)場合に必要な「入国するための許可証」で、

「どういった目的でその国に入国しようとしているのか/この人は悪人ではありませんよ〜/パスポートは有効ですよ」

などの情報をまとめた許可証のことを意味しています。

(日本語で言うと査証と訳されるのですが、査証という言葉自体が難しいですよね。)

◆移民ビザとは?

結論から言うと、アメリカに住む権利「永住権」を取得するためのビザになります。

日本人の場合、日本国籍なので、日本に住む権利がありますが、アメリカに住む権利はありません。

なので、このグリーンカードとも呼ばれている永住権がないとアメリカでパートナーと暮らせないのです。

◆非移民ビザとは?

滞在を目的とする人がアメリカに入国するために必要なビザとなります。

なので、駐在や留学のための就労ビザや学生ビザが該当しています。

国際カップルの場合 移民ビザの種類 CR1ビザ / K1ビザ?

国際カップルは移民ビザを見ればいいのね、とわかったところで、

次にぶつかる疑問は移民ビザの種類、どれが自分に該当するのでしょう?

下記の3択で、何ビザを取得すべきなのか一目瞭然です。

配偶者ビザか婚約者ビザかどっち?

(A)すでに結婚している場合

 ①アメリカ入国時に結婚して2年未満の方

 ②結婚して2年以上経っている方

(B)婚約している場合 

日本語では、配偶者ビザや婚約者ビザというように言われていたりします。

下記、私なりの言葉で説明していきますが、詳しくはアメリカ大使館のHPに記載があるので、ご参考ください。

(A)-① CR1ビザ

結婚後2年未満の方は、CR1ビザと呼ばれるビザが必要となります。(通称、配偶者ビザ)

「正当な結婚ですよ、アメリカに移住するつもりなので永住権必要です」

というような意図のあるビザです。

【メリット】入国後にはアメリカで生活するのに必要となるSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)やグリーンカード(永住権の証明カード)が早く届いて、すぐに働くことも許可されているビザとなっています。

ただし、次のIR1ビザと大きく違うのが期間限定の永住権であること!

有効期限が2年と決まっていて、有効期限の90日前になったら条件を解除する手続きが必要なのでご注意ください。

私はこのCR1ビザを取得して渡米しました。アメリカ入国からおよそ2ヶ月でこのような封筒で、グリーンカードが届きました。

実際に届いたグリーンカード 永住権の写真。CR1ビザで入国しておよそ2ヶ月で届いた。

なお、どのようにビザの準備を始めたかは、こちらの記事(Vol2)で紹介しています。

(A)-② IR1ビザ

一方で、結婚して2年以上経っている方は、IR1ビザと呼ばれるビザが必要となります。

CR1ビザと同様の永住権取得のためのビザですが、IR1ビザの場合は初めから10年間の永住権(グリーンカード)を取得できます。

ちなみに、このCR1ビザになるのか、IR1ビザになるのかは、ビザ発行時点で結婚2年以上か未満かという判断基準のため、自分で指定することは不要なようです。

(B) K1ビザ

婚約をしているけど、パートナーがアメリカにいて日本で入籍できない、アメリカ入国後に結婚をする

という方は、K1ビザと呼ばれるビザを取得することで、合法的にアメリカへ行けます。

(通常、婚約者ビザorフィアンセビザ)

ただし、K1ビザの場合、入国後90日以内にアメリカのルールに沿って正式に結婚する必要 があります。

【個人的に感じるデメリット】

ビザ取得までにかかる費用の他に、アメリカで永住権(グリーンカード)を申請する費用が追加でかかるため、CR1ビザに比べて費用がかかります。

また、費用だけではなく永住権を取得するまでの期間も長いので、しばらく日本に帰れない、働くためには就労許可申請(I-765)を提出する必要があります。

基本的なビザ取得までの流れは同じで、提出する書類名や提出内容が少しずつ違うようです。

たとえば、K1ビザの場合、入国時「婚約者」なので、アメリカ側は「この2人の関係性は本当の愛か?」という点を確かめてきます。

言葉にすると可笑しく聞こえますが、違法入国を免れるための策なのでしょうがないですね。笑

なので、K1ビザ申請した方は、最終面接の際に、二人の関係性を証明する写真やラブレターなどを面接官時提示する必要があります。

ビザの期間は長いですが、その時間を使ってあらかじめ、二人の思い出をブックにまとめたりしておくといいかもしれません。

まとめ vol2(タイムラインの公開)について

いかがでしたか?ビザの基本的な概要をまとめてみました。

次回のvol2では、私の実体験に基づく CR1ビザ タイムラインをシェアしたいと思います。

ビザ申請は時間もお金も根気も必要な超大変なものなので、ぜひアメリカ人との恋愛をしている方のご参考になれば嬉しいです。

ps  聞きたいことなどあれば、コメントでもインスタでもお気軽にご連絡ください。

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